Project June
“夜の探索”

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Lyric

誰も居ない 夜の線路で
僕はこっそり ひとり散歩

誰も居ない 静かな空に
僕はそっと 話しかけた

夜空に瞬いた ひと粒の星
待っていても待っていても埋まらない
だから探しに行く

“たったひとり 君に会いたい”
君に会えるのは 僕だけなんだ
僕だけなんだ
こんな夜は誰かも空見上げ
探している 探している
ひとりぼっちの きみ自身を

悲しいこと 悔しいこと
泣いてること 怒ってること
抱えたままどうか隠れないで
そのままでいて いいから

“たったひとり 君に会いたい”
君に会えるのは 僕だけなんだ
僕だけなんだ
こんな夜は誰かも空見上げ
探している 探している

ひとりぼっちの 自分自身を
僕にしか見えない
君にしか見えない ありのままの姿を

Story

Episode 1

探している、探している。
大人になった今も、私はずっと探している。
私自身の姿を。

本当に欲しいものは何?
本当に好きな人は誰?

どれも偽物ばかりな気がするし、どれも本物な気もする。
でも、私がこの身で叶えてあげることのできる想いは
ひとつ。

いつだって何をやっても満たされない虚しさが
胸に押し寄せてくるのはなぜだろう。

でもなんとなくだけれど、理由が分かるのだ。

Episode 2

本当はいやだなんて、言えない。
私が今ちょっとばかり我慢すれば、
目の前のあの子はいやな気持ちにならないで済むのだから。

本当は、赤いリボンが欲しいなんて言えない。
みんなが欲しいんだから、それでいい。
私は、余ったのでいいや。

本当は、あれがかっこいいって言えない。
みんなが口を揃えて、”ダメだ”って言うから。
不思議なことに、私も”ダメ”な気がしてきた。

本当は嘘なんてつきたくない。
でもこのことを知って悲しむくらいなら、
私の胸の中で忘れてしまえばいい。
そしたら、きっと本当になかったことになるんだから。

Episode 3

ふと、誰かを思いきり愛したいと思った。
見返りを求めず、ただひたすらに愛してみたい。

私はいつだって、愛したい人を愛することができなかった。
こんなにも大切なのに、
裏切って悲しませてしまうのは何故なんだろう。
どうして私はいつも、傷つけてしまうんだろう。

それでも恋がやめられないのは何故なんだろう。

誰かに愛されている感覚無しでは、ここに立っていられないのだ。

Episode 4

夜の散歩は、不思議だ。

日常でこぼれなかった感情が、ほろほろとあふれてくる。

人が言葉にできる”心の声”は、ほんの一握り。
自分を後回しにすること、嘘をつくこと、我慢しすぎること…
小さいことの積み重ねが、きっと私を見えなくさせるんだ。

自分が”本当に欲しいもの”を見失ったまま、
生きることは、あまりにも虚しいから。

自分を探す努力をしないまま、
他の誰かに本当の自分を愛することを委ねてしまえば、
きっと幸せは訪れない。

ひとつずつでいい。
ほろりと溢れてきた、私の声に、
じっくりと、耳を傾けて欲しい。

誰よりも私の味方は、私自身だから。

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