Project July
“海の呼吸”

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Lyric

深い 深いところに 潜って潜って
海の光も 届かないほど 深く深く

誰も知らない 綺麗な海がみたくて
誰も知らない 綺麗な海がみたくて

何も言わないで
今は…そっとその手を離さないで

ああ、海の呼吸が聴こえる
そっと 私は目を閉じる

貴方と夢みた海はすぐそこに
ある気がするの

何も言わないで、
今は…そっとその手を離さないで
あと少しだけ あと少しだけ

Story

Episode1

夢から醒める瞬間、
私はその光景を確かにこの目で捉えた。

私は、このまま泡となり、世界でいちばん綺麗な海に溶けてしまいたいと思った。

でも私は今この部屋で、呼吸をしている。

窓の外に目をやると、変わらずそこには穏やかな海があった。

「ああ、海の呼吸が聴こえる」
私はそっと目を閉じた。

Episode2

きっかけは、ほんの些細なこと。
突然目の前に降ってきた、きらきらした何か。
必死に追いかけて拾い集めて、
ときめきが重なれば、
自然と心にぼんやりと浮かんでくる。

”いちばん綺麗な海”

私がいちばん最初に見るんだ。

その海を一目見れるのであれば、
私の持てるものを全て差し出そうと思った。

そのために生まれてきたと思った。

中途半端に大切なものが削られていく
どんどん時間も失っていく。

そこを目指しているはずが、
暗い暗い底に向かっているような気がした。

私はいちばん綺麗な海が見たいと思った。

Episode3

私はどうしてここにいるんだろう。

-でも、そのままでなんて帰れない-

そんな時、目の前を一匹の魚が通った。
彼は光の届かない海で、自らが強い光を放っていた。

私の待ち望んだ場所が、この先にあることを確信した。

Episode4

彼の光に導かれ、私はただただ泳いだ。
呼吸が苦しくて苦しくて、もう元の場所に戻る力はどこにもなかった。

それでも私は希望に満ち溢れていた。

痛みも、悲しみも後悔も、
全て置いてきた。

-…海の呼吸が聴こえる-
私は確かに”いちばん綺麗な海”のすぐそばまでやってきている。

薄ぼんやりとした光が目に入った。

さらに近づこうとしたら、
また別の光が強く差し込む処があった。
私は無我夢中で泳いだ。

「あ…」

一段と強く光る先に、何かが見えた。

もう少し、あともう少しで届くんだ。

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